科学コミュニケーション

天文学のみならず、科学への興味の入り口を提供すること、その入り口に来てくれた人に対して、さらに奥に入るための道を提供することを目標に、学生時代から様々な活動を行ってきました。音楽やスポーツ、文学のように、科学が多くの人の日常の中で楽しんでもらえる存在になることを目指しています。

科学広報・科学コミュニケーションを仕事をするようになってからは、研究者が行う科学コミュニケーション、研究組織が行う科学広報・科学コミュニケーション、研究プロジェクトを支える科学広報など、いろいろな側面を持つ活動を実践的に行っています。

現在の主な活動(業務外)

  • 科学技術広報研究会 副会長
    • 大学・研究機関の広報担当者の集まりで、情報共有やノウハウの共有、勉強会やメディアに向けたプレゼン会などの活動を行う会です。2020年から副会長を拝命しています。

学生時代の主な活動

  • 天文学とプラネタリウム
      天文専攻同期の高梨氏と共同で『天文学とプラネタリウム』というグループで、天文学の普及活動について考えています。学生の自由な立場を行かして、新しいアプローチで天文学の普及に取り組んでいます。グッズ開発、サイエンスカフェや天文講演会の企画実行など、 幅広く活動中です。また、月刊天文誌『星ナビ』で「天文学とプラネタリウム」というコラム記事を高梨氏と共同で連載しています。こちらは現在も継続中。
  • 国立天文台定例観望会 学生スタッフ
      国立天文台三鷹キャンパスで毎月2回行われている定例観望会のお手伝いをしていました(2001-2008年)。2004年度から2年間、学生スタッフのチーフを務めました。
  • 2004年 天文・天体物理夏の学校「天文学と社会」分科会 座長
      同志3人とともに、2004年夏の学校で座長を務めました。天文学の普及活動そのものの楽しさを、より多くの天文学を専攻する学生の皆さんに伝えることが目標です。
  • 国立天文台大学院生による天文学講座 天塾 講師・スタッフ
      国立天文台で研究を行う大学院生有志による一般向け天文学講座、天塾。毎月一回、第4土曜日に開催しています。平松は第1回、第30回の講師と天塾事務局員を務めました。
  • 弥生観望会 スタッフ
      東大理学部3号館屋上にある口径30cm反射望遠鏡を用いて、東京大学内部向けの観望会を行っていました。
  • 2005年 天文・天体物理夏の学校 事務局企画 "AstroEconomics" 座長
      2005年度夏の学校事務局企画の座長でした。テーマは "AstroEconomics"。研究に欠かせないお金の話を中心に、海外の動向やポスドクの仕組み、科学予算などを切り口に天文学の今後を考えます。

イベント企画ほか

2007.03.13-18天文喫茶 "Space Mitaka"企画・運営
2007.02.03第1回高校生のためのサイエンスカフェ本郷チューター
2006.11.26サイエンスアゴラ2006 サイエンスグッズ・ワークショップ企画・運営
2006.11.25サイエンスアゴラ2006 サイエンスカフェフォーラムパネリスト
2006.10.26シニアカレッジ杉の樹講演会/サイエンスカフェチューター
2006.07.14プロペラ星空観望会@調布飛行場企画・運営
2006.04.23科学技術週間サイエンスカフェ倉敷会場企画
2005.12.14プロペラ星空観望会@調布飛行場企画
2005.10.08第1回サイエンスカフェ札幌企画・運営協力

研究会・学会などでの発表

平松が筆頭のもののみ。

天文学普及プロジェクト『天プラ』の取り組み
平松正顕、高梨直紘、www.tenpla.net
(教育普及に関する研究集会『市民の目線に立った天文普及を目指して』  2005.07.18 葛飾区郷土と天文の博物館)
学生と科学系教育施設の協力 -『天プラ』の取り組み
平松正顕、高梨直紘、www.tenpla.net
全国プラネタリウム大会 2005  2005.07.12 大阪大学中ノ島センター/大阪市立科学館)
学生と科学系教育施設の協力による天文学普及活動の報告 2
平松正顕、高梨直紘
日本天文学会2005年度春季年会 天文教育・その他セッション 2005.03.29 明星大学)
学生と科学系教育施設の協力による天文学普及活動の報告
平松正顕
第4回科学教育ボランティア研究大会  2004.12.18 国立京都国際会館)
東京大学弥生観望会
平松正顕、東京大学弥生観望会スタッフ 
(天文・天体物理若手の会 夏の学校 2004.08.14 国立オリンピック記念青少年総合センター)
天文学とプラネタリウム
平松正顕、高梨直紘 
日本天文学会2004年度春季年会 天文教育・その他セッション 2004.03.22 名古屋大学)

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